madocam’s blog

ワーキング社長ママのブログです。

屋久島 うみがめ館が解散となってしまう?

今朝、ニュースに気づいた。

昨夏ウミガメたちに出会った、屋久島・永田浜の「屋久島 うみがめ館」が解散の方向へ、と。夏にお話を伺った際にも確かにNPOの運営の大変さ、調査・保護活動のための資金難と、ボランティア、インターンなど人員の不足などのことは聞いてはいたけれども33年間も続いた熱意ある活動はこの先もきっと続いてくのだろうと期待、希望もこめて思っていた。

 

www.asahi.com

headlines.yahoo.co.jp

 

下の写真は2017年夏に訪れた、美しい永田のいなか浜。

こちらの浜のすぐ近くに屋久島うみがめ館はある。

美しい砂浜に立っている柵がうみがめのタマゴが埋まっているところを保護する目印。調査活動も見せて頂いた。弱った赤ちゃん亀を海へ帰す手助けも見学した。

 

あの赤ちゃんうみがめたちは運良く生き延びられたとしたら30年後に、このいなか浜に戻ってくるのだという。

 

 

夜になると永田浜は国道もなにもすべてに街灯、人工の光がない。亀が海を目指すのは海面の反射の光にむかって進むため、人工の光を極力なくしている。その暗闇の深さに、初日は本当にびっくりした。歩くのが不安になるほど暗かった。でもふと空を見上げたら絵に描いたような信じられないほどの満点の星空。天の川も肉眼ではっきり美しく見えた。

 

なるほど、こんなにまでしてうみがめを保護しているんだなと本当に心からすごいと思った。うみがめ館では知らなかったことを沢山教えてもらった。

ボランティアやインターンの方々も世界から訪れてくると言う。

 

アカウミガメ絶滅危惧種で、北太平洋で最も上陸数が多いのが屋久島で、さらにこの永田浜が最も上陸数が多いとのこと。

屋久島は本当に素晴らしい場所で、うみがめたちもこの調査・保護活動があっての上陸数なのだと思う。かなりの努力がないとこの浜は護ることができないというのは素人の私にも想像がついた。勿論、そんな想像以上に努力、苦労が沢山あるのだと思う。

 

屋久島うみがめ館

いまからでもなにか方法があれば協力したい気持です。